朝、お金を下ろしに銀行に行ったらお年寄りがいっぱい。そうか、今日は偶数月の15日だから年金支給日か。
支給された当日の早朝からこの人数だから、年金を待ちわびていた人がたくさんいたんだなぁ。
年配の方と言えばジャグラーと海。広告規制前は5の付く日と言えば多くの店がジャグラーのイベントを開催していた。先日ある店でジャグラーコーナーを覘いたら、んっ?いつもより明らかに客数が多い。データを見ると明らかに高設定が多数入っている。まさかと思って日にちを思い出したら案の定25日。
その店は優良店なので、メールやポスターで告知したりするような事はしていないはず。それでもお客様がこれだけいつもより多いんだから、メダルが出ている為に稼働アップしているのではない。イベント規制後もお客様が勝手に想像して5の付く日に多くの方が来店し、結果稼働が高かったからお店がそれに応えたのか、それとも、お店が意図して5の付く日に信用を付けていったのかはわからないけど、現実にこうして稼働がアップしている。
これがパチンコ店とパチンコファンの本来あるべき姿なのかもしれない。4号機時代、会員メールという超格安な広告手段を手に入れたホールはメールで具体的に告知する事で射幸心を煽っていた。メールなんか無かった頃は新装開店だから他の台も出るんじゃないかとか、この店は月末に出す事が多いとか、お客様とお店の見えない駆け引きがあった。それがパチンコ・スロットの醍醐味だった。今は元の姿に戻っただけ。
でも、イベント規制によって「イベントが出来なくなった」と思うホールもあれば「イベントをやらなくてよくなった」と思うホールも存在する。最近は後者が増えている。イベントを行わなくなったら出玉で競争する必要がない。それに甘んじて楽をしていると気が付いたら信用を失っていたという事にもなりかねない。全てデータ化されたパチンコスロットの時代だからこそ、「期待感」を持ってもらえるようなホールを目指していこう!