Part1で話した遊技産業健全化推進機構のホームページに主な不正改造事件が公表されていますが平成19年は11件公表されていますがどんどん減って平成23年は1件だけです。平成19年に起きている遠隔装置を付けていたと書いてある唯一の事件も、遠隔で何をしていたのかについては書いておらず、パチンコファンが疑うような遠隔かどうかは分かりません。売上に関する遠隔操作の可能性もあります。
パチンコとは関係ありませんが遠隔操作というと最近ニュースになったサイバー犯罪がありますが、パチンコ店においては遠隔と思われているそのほとんどが裏ROMです。
やるとしたらどんな理由があるのか考えて下さい。自分がパチンコ店オーナーだと思えば想像しやすいと思います。
1・特定の人に出したい
2・特定の人に出したくない
3・全体的に出過ぎてしまった時に出さなくする
4・全体的に出な過ぎた時に出す
5・凄い連チャンを見せたい
上記の理由以外には他に無いような気がします。
どの理由も突き詰めて考えれば意味がありません。現在のパチンコスロットは十分な連チャン力が有り、わざわざそんな事しなくても不正改造する必要性が薄れてきています。
私が知らないだけで多数のホールがまだやっていたとしても、数年前に比べれば相当減少しているはずです。やっていたとしても恐らく特定の機種だけですし、その裏ROMが必ずしも出ない仕様にされているとは限りません。
現在のように低貸しに力を入れ始めたパチンコ店がどんどん増える中、連チャン性でお客様を増やそうと考える経営者も確実に減っていると私は考えています。