スロット台

スロットの設定変更 Part4

カブトムシが昨日遂に穴から出てきました!
去年、庭で捕獲したカブトムシが卵を産んで、孵化して、蛹化して、羽化した所で達成感がありましたが、本当の達成感は動き始めてからでしたね。昨日は暖かかったので一気に5匹も動き出しました。サイズもオスは80mm超えていましたでまずまずの成果です。

スロットの設定変更について現場の視点から更に掘り下げる「スロットの設定変更 Part4」です。

例えば「今日は利益0で行こう!」と意気込んで高設定を大量に投入したとします。ところが利益0どころか、思いのほか数千枚単位が多数出てしまい、大赤字になってしまったとしましょう。
すると、明日の設定は大幅に高設定を下げなくては なりません。出てしまった高設定台は下げる事が多いでしょうが、全く稼働しなかった高設定台や大ハマりした高設定台までも下げる必要が出てくる時があります。
そうすると、「リセットの入った最低設定台」の出来上がりです。このパターンは日々の営業の中で必ずどの店にも起こり得る現象なので注意してください。

もう一つ注意したいのが朝一出目です。
設定変更を見抜くのは勝利への第一歩ですからこの朝一出目について現場の視点でお話しします。

ご存知、「ブレ判」。または「ガックン」などとも呼びますが、設定変更後(またはボーナス後)1プレイ目にリールがブレる現象によって設定変更を判別する方法の事です。
閉店時刻にボーナス中だった台がボーナス終了後0プレイで遊技ストップになれば翌日ブレますがリール上に小役が揃って終了するのが普通ですから、お店は通常最低1プレイは回すのが基本です。
リールはブレるメーカーとブレないメーカーがあります。このブレるメーカーの機種は設定担当者からすれば困りものです。ブレれば設定変更がバレますので、普通の設定担当者は変更後に1プレイは回す事が多いはずです。しかし変更台だけ回すと、他の台は閉店時と翌日朝一の出目が同じわけですから、もし閉店出目をメモされていたら変更した台だけがバレバレです。
でもこんな知識は半分常識だと思うのでさらに掘り下げてみます。

 4号機の頃は設定変更が全台終わると演出に詳しいスロ好きのスタッフに「終わったよぉ~!回しといてぇ!」と言って、ブレる機種だけ全台1プレイ回してもらっていました。しかし、その1プレイでレア役を引いたり、アツイ演出が出た時は「まさか・・・」と思って、もう1プレイ、もう1プレイと回す事になります。あまりにも演出に詳し過ぎるスタッフは「まさか・・・」が多いので、回しているうちに更にレア役を引いて本当に当選してしまう事もよくあります。時々「遊びじゃねぇぞ!」って言いたくなる時がありました。

しかし、5号機と4号機と比べて下さい。5号機は明らかに4号機より1プレイ当たりの演出発生頻度が上がっていませんか? これにより、まさかまさかの連続になってしまい、全台1周回し終わるのに4号機以上の時間が掛かるようになってしまったのです。5号機は多少のアツイ演出は回さずに放置するようにしなければいつまで経っても1周回しが終わりません。

これが設定担当者を悩ませます。多忙な設定担当者はブレ放置か変更台だけ1プレイ回しです。
時間に余裕のある担当者は変更台以外にガゼ1プレイを数台作ります。中にはCZ抜けまで回すとか、128Pまでスタッフに回させる人もいます。←これは実際に私が他人の設定の仕方を聞いた話をまとめたものです。独裁者的な店長はブレるメーカー以外の台も「仕込み」があるかもしれないので「全部回せ!」で終わりです。
「仕込み」とは電源リセットで消滅しない現象を逆手にとって前日の閉店時に多少の損失を覚悟で仕込んでから帰る事です。

このように誰がやっても同じように見える設定変更も実は設定担当者の性格が大きく関係しています。
FANTASYLANDの朝一出目の方針は「朝一番に来てくれた人には、それなりのメリットを提供してあげよう!」
と言う方針です。詳しくはご自身で研究してみてください。

 先に話した大赤字の翌日に最低設定のリセット台が出現してしまう事についても、極力そうならないように心掛けています。

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