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設定変更を見抜く Part3

朝変更したとしても、デモ画面のズレによって結局は島電源をOFF⇒ONする可能性が高いのですが、色んなホールに行ったら注意深く見てみて下さい。結構2台だけのバラエティーコーナーの中にはデモ画面がズレている機種や、3~4台の機種で全部デモ画面がずれている事ってありませんか?

1台バラエティーの場合は島電源をOFF⇒ONしなくても隣の台がない為にデモ画面のずれがばれませんので、そのまま開店してしまう事も多いはずです。もし今後バイオが1台のバラエティーになったら、朝チョロチョロっと変更してデモ画面のズレが無いから「まあ、いっか」なんて放置するとサブ液晶の価値がググッと上がる事になりますね。 

開店直後の朝一状態はその店の設定管理の特徴が最も表れている時です。
デモ画面がずれている以外にも、メダルが1CREDIT残っている事もあります。クレジット残りは変更でクリアされるので、残っていたらスエです。
サンドノズルがなぜか1台だけ下皿から外れている事もあります。ドアを開けた可能性が高まります。
こういう小さな所で、いい加減に管理しているかどうかが良く分かります。

普通はプレイして設定差を見抜くのが王道ですが、実戦においては今まで話してきたような小さな変化を探すのもスロットの醍醐味です。反対に設定担当者は色んな事に気を遣わないと、まんまと変更を見抜かれてしまいます。

パチンコ店の開店前と閉店後はプレイヤーの知らない世界が広がっています。
ボーナスが潜伏状態で閉店した台は、翌日の電源OFF⇒ONで潜伏をお知らせする機能が働いて、島電源ONと同時にボーナス確定画面を表示する場合もあります。
時には開店前に「〇番台ART中のままです」とスタッフから教えられて急遽リセットする事も。
また開店前に機器トラブルに追われているうちに、開店が近づいてしまい、島電源OFF⇒ONが間に合わずに、「隣の台の電源OFF⇒ONにしておいて」とスタッフに頼んで緊急対応する事があるかもしれません。

変更は夜派が多いのは、朝はそう言った急なトラブルや何かがあった時に開店が間に合わなくなるため、どうしても夜の方が安心して行いやすいのだと思います。

前にも話しましたが設定変更は数人で分担すれば楽ですが、極秘の内容だけに最小限の人数で行うのが普通です。しかし、一人だけだと、担当者が休みの日に店に来て変更しなければなりません。
一昔前はそんな事も普通でしたが、雇用条件がうるさくなった今は少なくなっています。
または休み明けの朝に必ず来るようにするようにすれば変更できますが、その方法だと、担当者の勤務体制は常に遅番⇒公休⇒早番⇒遅番⇒公休⇒早番になります。
パチンコ店の遅番勤務は深夜までです。翌日起きるのは一般的な仕事の人より遅めです。公休の次の朝が早くては、いつも公休日はゆっくり休めません。そう考えると代理で変更してくれる人が居た方が担当者もゆっくり休めます。

台の解析情報も大切です。でも、お店の裏事情も色々想像しながら勝負に挑むと更にスロットが面白くなります。

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