三大誌のメインの雑誌売上高は公表されている部数から算出すると
パチスロ攻略マガジン
発行部数30万部×680円=2億400万円
パチスロ必勝本
発行部数40万部×620円=2億4800万円
パチスロ必勝ガイド
38万部×520円=1億9760万円
それぞれの出版社からはこれ以外にも多数のパチンコスロット関連雑誌が発売されています。
月刊の「パチスロ攻略マガジン」は7日発売ですが21日に発売される、「パチスロ攻略マガジン龍(ドラゴン)」と言う雑誌があり、売れ方は同じなので単純に2倍の売上があります。これ以外にパチンコ版も出しています。特集号やコンプリート本や天井特集などもあります。
必勝本系の雑誌はマガジンよりさらに多く、ざっと計算しただけ10億円近くありました。セブンネットショッピングでは過去のバックナンバーも売られていますので返品された雑誌もある程度は捌けているのではないでしょうか。
必勝ガイド系は主要雑誌以外にも色々とあり、更に漫画も合わせると三大誌の中ではトップの売上があると思います。しかし、残念な事にガイドは解析スピードが遅く、値段も安くしないと売れないのではないでしょうか。
読み物としては非常に面白い雑誌です。
売上と言っても出版社や物流の取り分がほとんどで、解析をしている部署にいくら残るのかは知りませんが、雑誌に掲載している広告収入もありますし、ホールの雑誌イベント掲載料も重要な収入源です。
またこれ以外にもライターを使った実戦動画をWEB上で公開する事でそこからの収入も伸びていると思われます。
三大誌の編集部は最新台の基板を入手して解析するだけの資金力があってもおかしくない立場にあると言えます。メーカーとのコネクションもあり、三大雑誌に「解析値」と書かれた数値が外注を含む自社の解析である信憑性が非常に高いのです。
三大誌が解析情報の情報源として私が信用している点は二つ。
一つは解析値・実戦値・独自調査とはっきり明記してくれている事。
ネット上のサイトには「解析値」の表記をほとんど見かけません。本当に自社で莫大なお金を掛けて解析しているなら「自社解析!」と堂々と書くはずです。
もう一つは誤りをしっかり訂正して、「申し訳ありません」と紙面でお詫びしてくれる事です。お詫びしなくてはならいからこそ、次回はもっと正確な情報提供をしようと思うようになるからです。
三大誌の中で私が好きなのは「攻略マガジン」です。
攻略マガジンが創刊した翌年に必勝ガイドが創刊してます。必勝ガイドの末井編集長が自らメディアに登場した事で一気に必勝ガイドがマガジンを追い抜きます。
しかし、攻略マガジンも黙ってはいませんでした。ニューパルサーやHANABIの高設定を、手持ちのコインとMAXBETを利用してクレジット表示で判別する画期的な攻略法、「クレジット判別」を発表します。これは私も大変お世話になったのですが、これを考えた人は数学的な天才と言うより発想力の天才です。天才じゃないかもしれませんがすごい執念です。
これにより攻略マガジンが巻き返しを図ります。
⇒解析情報 Part4へつづく