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千円47枚 Part1

各地で広がっているスロットの千円=47枚貸し出し。

50枚=3枚掛け16G+あまり2枚
47枚=3枚掛け15G+あまり2枚

千円で回せるプレイ数が1G少なくなって、これを体感できるお客様はいるのでしょうか?
私は数えていないとわかりません。1万円回し終わってからプレイ数を見て、「千円50枚の時よりも少ないな」と気が付く程度でしょう。

一見3枚損した感じがありますが47枚にした多くのホールが、今まで50枚で交換していた景品を交換する際に47枚で交換できるようになっている所がポイントです。

1000円÷47枚=21.2765...円

今まで1枚20円と計算されていた景品が21.276...円として計算してもらえるのです。
47枚貸し出しと同時に交換率まで変更してしまうホールがあるかもしれませんが、貸し出し料金が変わって交換料金も同様に変わるのが一般的です。

この方法は早い話がギャンブル性が高くなったという事です。
千円の話だとピンときませんが、1万円なら現実的です。

例えば千円50枚貸し出しの店なら、千円あたり平均30G回る機種の場合、300G回すと1万円消費していました。
1万円は500枚ですから、1Gを回すのに必要なメダルは
500枚÷300G=1.666...枚

1G回すと約1.666...枚ずつ減っていく事になります。

もしこれが千円47枚の店だった場合
470枚÷1.666...枚=約282G
1万円使い終わった時点で回っているプレイ数は300Gより18G少なくなります。

極端に言えば、1枚100円のメダルで遊技できた場合、3枚掛け×1G=300円です。もしこれで遊技したら、「大金を支払う代わりに、もしもメダルが出た時はその分スゴイ」、という事です。
47枚貸し出しはその縮小版みたいなもので、少しですがギャンブル性が高くなった事を意味しています。

つづく

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