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千円47枚 Part2

昨日ニュースでパチンコ税について報道されていましたね。

昨日の続きを。

5号機が出始めた頃は千円で40G以上回るとか、遊べるようになったとか言っていましたが、最近は段々4号機時代に戻りつつあり、いつの間にか千円35G、千円34G・・・と少なくなっていき、最近では千円31Gや30Gの機種が増えてきています。千円あたりのG数を少なくすればその分消費も早まるので、メーカーは連チャン性の高い機種を開発できるようになります。

千円47枚買出しはさらにそのギャンブル性を高める事になるのですが、なぜか今の所それがお客様に受け入れられている・・・やはりギャンブル性が高いほうが魅力なのか?

しかし、機種の中にはAタイプやギャンブル性を抑えている機種も多数あり、そういう機種を打つようにすれば47枚貸し出しでも激荒AT機の様には負けないはずです。それでもギャンブル性が高いと言う場合は10スロや低貸しを打てば長く遊べます。

ところがそう上手くはいかないのが現実で、ユーザーは5000枚・万枚出ている他のお客様を見ては、鉄火場コーナーに手を出してしまいます。

消費税10%の時代が来れば、現在内税で我慢しているホールも一気に千円46枚にしてくる事が予想されています。10%になると貸メダル料金の上限は現在の21.6円から22円まで引き上げられますので、
1,000円÷22円=45.45...円
千円で46枚の貸し出しになります。

昨日書いた、千円あたり30Gの台を1万円分で回せるゲーム数の話でいうと、
千円50枚=300G
千円47枚=282G
千円46枚=276G

千円47枚貸し出しは、やるホールとやらないホールに分かれていても、千円46枚時代には多くのホールがやってくると私は思っています。

大阪方式を発端とした交換率の変更に加えて、消費税増税に対する貸し出し料金の改定、更には交換所の手数料問題と3つの大きな問題に加えて 、パチンコ税の話しも・・・

私の結論としては「畳(たたみ)屋」と同じだと思います。
和風木造家屋が急速に減り、洋風な家が増えていく中、畳が無い家もありますが今でも家のどこかに1室くらいは畳の部屋があります。そして畳屋は今でも存在しています。

パチンコ店もどんなに逆境に立たされても、需要がある限り生き残る店舗があります。
交換率も貸し出し料金も交換所手数料も全てホール選びの一つの要素であるとすれば、サービス・機種・還元率もホール選びの要素です。
私が決定できる事もあれば、業界や会社によって、私の力ではどうにもできない事が決定されてしまう事もあります。

そして、その全てをトータルしてお客様が審判を下す。

何かが劣っているなら、それをカバーするだけの何かが無ければお客様から支持してもらえません。
FANTASYLANDは劣っている所がたくさんありますから、それをカバーするだけの物をもっと強力にスピーディーに押し出して行かなくてはなりませんね。

 

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