ベネッセコーポレーションの顧客情報流出事件で逮捕された元会社員の男が、警視庁の事情聴取に対し『パチンコなどでできた数十万円の借金の返済と、生活費のために金が欲しくてやった』と話していた事が新たに発覚したそうです。
こんなニュースを見るたびに、「またか・・・」と思います。
妻に「ベネッセの事件、原因はパチンコの借金らしいよ。本当は風俗とかで使ってたとしても、そうは言わないよね」、と言うと妻は、「…っていう事は、パチンコの方が後ろめたくないって事だね」と。
…?
言われてみればその通りですが業界人としてはパチンコスロットで借金を抱えて、それが原因となって事件が起きたと報道されると、悲しい想いなってしまいます。
例えばある男の一ヶ月のお小遣いが3万円だったとして、その内2万円は不倫相手に使っていて、残りの1万円がパチンコだったら、絶対に捜査員に「不倫が原因で借金が…」 と言わないに決まってます。
他にも、小遣いの大半が薬物の購入だったら、これもまた「パチンコで…」と言った方が捜査員もそれ以上は突っ込まないと思われます。
もし今回の事件の借金原因が本当にパチンコだったとしたら、どうしてそうなっちゃうんでしょうかね?
熱くなって「次こそ!」と思ってしまう気持ちはわかりますが、運によって結果が大きく左右するので、負けが続いてしまった時は「今月は我慢して、また来月挑戦しよう!」と諦めればそれでいいと思うのですが…。
私もガッツリ負けてしまう時がありますが、私の場合は妻に猫なで声で「ごめ~ん。負けちゃったんだよぉ~。」と本当の事を言ってしまいます。文句を言われるのは仕方ありませんが来月もその手は使えないので、翌月は慎重に勝負する事になります。でもそれがバランスを取ってくれて、使い過ぎを防ぐのです。
やっぱり嘘や隠し事はダメですね。