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一般入賞口の調査結果

6月26日にブログで書いた、「一般入賞口に玉が全く入らないぱちんこ遊技機について」の記事。

匿名の方からこんなコメントをいただきました。

「一般入賞口にぱちんこ玉が1つも入賞しないぱちんこ台を設置してるぱちんこホールはあります。ほとんどぱちんこホールに設置させてるぱちんこ台はそうですよ」

実際には完全に1個も入らないという事はあまりないのですが、店からすれば1000発に1個でも「入る」と言うし、お客様からすれば「1000発に1個じゃ、入らないと同じ」と言いたくなるのかもしれません。

全国の店舗で実際にどの位入るのかを現在必死になって調べてるのが、「一般社団法人遊技産業健全化推進機構」。

その途中経過が発表されました。

【6月】

有効調査台数:全国7地区23店舗の32台
打ち出し球数:2650個~3701個 平均3032個
一般入賞口への入賞が確認された遊技機の台数:9台(28.1%)
入賞が確認された台の一般入賞口への入賞球数:1個~7個

その内訳
1~3個=4台
4~6個=4台
7~9個=1台
10個以上=無

【7月】

有効調査台数:全国25地区76店舗の124台
打ち出し球数:2069個~3220個 平均2929個
一般入賞口への入賞が確認された遊技機の台数:53台(42.7%)
入賞が確認された台の一般入賞口への入賞球数:1個~10個

その内訳
1~3個=37台
4~6個=11台
7~9個=4台
10個以上=1台

こんな結果だったそうです。
入賞なんて一瞬ですから、見逃しもあるはずです。

この調査は6月1日からスタートしました。
その事をホールも知っていましたので、7月の方が入賞球数が多くなったと思われます。

ざっくりですが、1000発に1個くらいは入賞しています。

因みにこの調査は営業中の抜き打ち検査です。
店側の立場からしたら、抜き打ち検査なんて気持ちがいいものじゃありませんし、問題が無くてそれが当たり前なので、店には何の得もありません。ある意味調査員は敵と同じです。顔は「どうぞどうぞ」とニコニコしていますが、心の中は穏やかではありません。
超忙しい店以外は役職者が横で立ち会っている場合が多いと思われます。当店もそうです。

ところで、この調査、当店にはまだ来ていませんが、本当に演出も見ずにひたすら一般入賞口を見つめ、2000発~3000発=20分~30分もずっと見てるんでしょうか?
調査員だって人間です。
時々スーパーリーチになって、それが発展して、「あれ!?当たりそうだな!」って人間なら絶対に思いませんか?
演出無視して入賞口本当に見てるんですかね?

店員が横で見てるのに、無意識のうちに、「押せ!」のボタンを本当に押しちゃったら大変です。
ハズレて、「今のアツかったっスね!」なんて店員と調査員が盛り上がって、

店員:「今、ちゃんと入賞口見てました…? 1個プラスして下さいよ」、なんて言われる調査員がいるかもしれませんね。

私は絶対に、この調査結果+αの球数が入賞していると思います。

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