なにかと話題の様々な規制についてですが、今回の規制で、先ず最初に決まったのが6月24日に決まった内容です。
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2015年6月26日(金)
全日遊連は6月24日の臨時全国理事会で、現行のMAXタイプのパチンコ機やサブ基板制御で動くパチスロAT・ART機などの新基準に該当しない遊技機の取り扱いについて、減台などの数値目標を決議したことがわかった。
(WEB GREENBELTより)
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最後にまとめますので、読むのが面倒な方は飛ばして下さい。
ある意味、私自身の頭の中を整理したくて書いているようなものですが
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2015年7月23日(木)
(WEB GREENBELT)
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6月24日に決めたMAX機とAT・ART機の自主規制に中古機は含まない事になっています。
その理由は「中古機導入をストップさせると中古機しか導入できないホールは苦しくなるから」という事です。
理由を改めて発表した形です。
また、設置比率の引き下げに組合員の足並みが揃わない場合は何らかの方策をとるかもしれないという内容です。制裁措置を取るかもっていう事でしょうか?
それからこんなのも
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2015年9月18日(金)
全日遊連、日遊協、日工組、日電協、全商協、回胴遊商の業界6団体が、高射幸性遊技機の取り扱いに対する合意書と申合せを策定中であることがわかった。全日遊連が9月18日の記者会見で報告した。
(WEB GREENBELT)
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なんだか色々進んでますね。
私たちの知らない所で・・・
さらには開店日のルールまで決まって来たようです。
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金銭的ケアの対象に!? 優先撤去機候補が全日へ
日工組(金沢全求理事長)と日電協(佐野慎一理事長)は9月7日、「新基準に該当しない遊技機」の中でも、特に射幸性の高い機種の一覧をそれぞれ全日遊連に送付。パチンコの新基準(大当たり確率320分の1以下)に該当しない遊技機の設置比率を17年11月末までに20%以下、パチスロの新基準(主基板制御で、かつペナルティー非搭載)に該当しない遊技機の設置比率を30%以下とする自主規制策を全日遊連は決議しているが、今回の機種一覧は、その中でも優先して撤去すべき機種をまとめたもの。その代わり、当該機種を優先的に撤去する店舗には、メーカーが下取りなどでケアする案が当該3団体の間で検討されている。日工組は組合員の販売済み、および今後販売予定の機種を調査。日電協は8日18日現在、市場に500台以上設置されている機種を組合員などから調査した。当該機種の定義は、パチンコが「獲得遊技球数の最大期待値が9000個以上、ならびに当該メーカーが優先撤去対象と判断した機種」で、22社64型式。パチスロは「最大MY(1日当たりの最大差玉)が2万枚以上の機種」で、日工組メーカーが6社7型式(日電協加盟メーカーは除く)、日電協メーカーが15社53型式、回胴式遊技機製造業者連絡会の賛同会員が2社5型式となっている。
(PLAY GRAPH WEB)
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MAX機の規制は余裕そうですね。どこのホールもクリアできそうです。
問題はスロットの方です。
来年の12月1日までに50%以下と言うのが何とも不安です。どこのホールも資金的に出来ないと言うより、やればできますが売上ダウンが心配と思ってるのではないでしょうか?
規制にも色々あり、重要なのは「どこが決めたのか」です。それによって、強制力に違いが出てきますし、場合によっては発表された内容が変わる事もあるからです。
今回の設置比率の規制は全日遊連が決めた事です。全日遊連とはホール組合の上部団体です。
警察庁が発表した、平成26年12月31日現在の全国のパチンコ店の店舗数は11627軒。
全日遊連が平成27年1月23日現在の集計として発表した平成26年12月の組合加盟店舗数が10661軒。
その差は966店舗。約1割弱の店舗が非加盟のホールのようです。
非組合店舗が加盟しない理由は色々あり、組合費が払えないから入らない店舗もあれば、払えるけど払いたくない店舗もあります。組合への加盟に強制力はないので、非組合員のホールが守らない事も想像できます。
しかし、非加盟店舗でも全日遊連や各組合の取り決めを「一緒に守ってもらえませんか?」と組合がお願いすると、それに従ってくれる事も多く、日本全国ほとんどのパチンコ店が今回の規制を受け入れるであろうと思われます。
なんだか色々発表されて情報収集が大変です。
どこかのサイトでまとめてくれたらいいのに・・・といつも思ってます。