プライベート

磯ハンター2016

あれは二年前のちょうど今頃でしたかね。
房総に行って、潮だまりで色々な海の生物を捕まえた記事を書きましたよね。

知らない方はどうぞ

磯ハンターPart1

昨年も同じ所に行こうとしたら子供が病気になって行けませんでした。

そして今年、同じ所に行ってきました。

我が家は私も子供も妻もある意味、「超変態家族」ですから、もう他の家族とは全く違うオーラが出ています。

妻は子供そっちのけで魚取りに夢中になってしまう人で、この磯遊びだけに限らず、釣り堀などでも子供の竿を奪ってまで自分がやりたくなってしまう変態です。

子供も二人とも異常なまでの生き物に対する執着心があります。
カニやヤドカリはお遊びであり、基本はレアキャラを捕まえなくては気が済まない性格です。

この日も娘と同世代の男の子が近づいてきて、「あっ!カニ!」と言おうものなら、私の横でその子に聞こえない様に「出たよ、カニ・・・」と、独り言をつぶやいている始末です。
娘がコブシガニを見つけたので、私が「あっ、これはコブシガニだね」と言うと、「え?マメコブシガニじゃないの?」という幅広い知識をお持ちです。

私はと言うと、一つの海藻をいつまでも入念に探し、時にはシュノーケルで磯中をグルグル本格的に泳ぎ回るなど、おおよそ他の家族からすれば、「なんなんだあの家族は・・・?」と思われるほどのハンターなのです。

そして今年も色々捕まえました。
水槽はもう一昨年前に買いましたから、捕まえて家に持って帰るだけです。

先ずは一匹ぐらいはカニがいないと寂しいですからね。
イワガニです

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コケ取り名人のシッタカガイは必須です。

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巨大サイズを娘がシュノーケリングで潜水してたくさん捕りました。

ドロメ

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 これは誰でも捕まえられます。

でもこれは難しいですよ。

アオウミウシ!
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 目立つように思うでしょうが、本当に数も少ないし、ホントにレアなんです。これは岩の下に居ました。一昨年も捕まえましたが、今年は諦めかけていたラスト1時間でGET!

えっ?誰が捕まえたって?

娘です・・・

これは比較的簡単です。
イソスジエビ

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ただこのサイズは大物です。

 
じゃあこれはどうですか。
イシダイ!

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超素早いので普通の人では捕れません。
網を二つ使うとか大きな網を使えば捕れない事もないですが、我が家の様に子供用の小さな網でこれを捕まえるのはほぼ無理です。

えっ?誰が?

妻です・・・・
これを捕まえるのに妻は30分以上も同じ場所に潜っているんですから、もう完全に変態ですよね。
息子を大きな岩に座らせたまま手を握って自分だけが潜り、ひたすら捕まえていました。
息子は岩の上で遠くを見つめて黄昏ていました。やっと妻が捕まえた時には息子は「寒い」と言ってクシャミをしていました。

そしてこちら!!

ああ、かわいい~
イソスズメダイ

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これもかなりの強敵で、簡単には捕れませんよ。

えっ?

ああ、息子です・・・

と、まあ、面白おかしく書きましたが、私だって捕まえました。

カゴカキダイ

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妻がイシダイを一番先に捕り、息子がイソスズメダイを捕り、娘がアオウミウシを捕ったので悔しくなって、「このままでは父親のメンツが丸つぶれだ!」と、同じ場所で30分から40分程粘りに粘ってやっとゲットしました。

これが捕れなかったら、帰りの車中で皆に攻撃されるでしょうから、絶対に捕らなくてはならなかったのです。

ウニやニッポンウミシダ、シマスズメダイなども捕れました。

ニッポンウミシダは置いてきましたが、恐らく普通の人はただの海藻だと思って気が付かないはずです。

ハンターとしてはもっともっと我が家より上手な方がいますが、執念だけはどこの家族にも負けません。

2泊3日で行ってきましたが、基本的に我が家の旅行中の行動は常に「潮位」が中心ですから。
 

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