一目惚れという言葉がありますが、一目で惚れてしまったぐらいだから、片思いのままで終わってしまい、交際にまで発展する可能性は低そうな気がします。しかも大人になると、「こんなカワイイ(カッコイイ)人とは無理そうだな・・・と現実を考える。
それに比べて、最初はただの友人関係だったとか、最初は同じ職場の仲間で特に気にもしてもいなかったのに、いつの間にか付き合う事になっていた・・・というパターンは良くある話です。
最初はただの異性の友人を急に意識し始めるのには、切っ掛けがあったりしますよね。
その中でも多いのが、「運命を感じた時」。
例えば、私の場合は私が高校生の時に入っていた部活と、妻のお父さんが同じ部活だった(高校も部活も同じ)のですが、それは二人の共通の話題にもなりましたし、それを知った時はある意味運命を感じました。
地方から出てきた男女が東京で働いているとして、会話の中でお互いの出身地が同じであった事が分かった場合などは、これはもう強烈なインパクトとなって「運命的な出会い」を感じてしまうでしょう。その出身地が東京から離れれば離れるほど運命を感じます。
会話は故郷の話題で盛り上がるし、もし結婚すれば長期休暇で実家に帰る時も同じ故郷だから、今日は夫の実家で明日は妻の実家と順番に回る事も出来るので、親も喜ぶだろうな・・・と、ついついそんな事も想像してしまい、ただの友人のはずがいつの間にか男女を意識するようになっていく。
他にも、行った事がある海外旅行の旅先が同じだったり、飼っている犬の犬種が同じだったりするパターンもありますよね。
他にもお互いの両親が離婚しているとか、過去に苦労した境遇が似ているとか、ただの友人・知人関係がある日突然男女を意識するようになる瞬間があると私は思うのです。
その運命を感じる出来事の中で、確率は重要です。
例えば、好きな色がお互い赤だったとしても特に驚きません。どの程度の確率では同じになっても運命を感じる事はありません。
運命的な出会いだと感じるには「えっー!?」っと驚くような確率でなくてはなりません。
じゃあこれならどうですか?
隣で打っていた異性のお客さんと同時にフリーズしたとか・・・
これはもうジュース買ってきてお互いに乾杯してもおかしくないほどの確率ですよね。
または、やっと当たった大当たりが自分は555回転で、隣の異性が333回転でほぼ同時に大当たりしたなら、これもまた奇跡。これクラスの確率なら、独身だったら絶対に話しかけるべきです。
男性:「いやあ、偶然ですねぇ~!もう諦めかけてました。貴方の台も散々(33サンザン)でしたねw」
女性:「ええ、あなたも頑張って下さい。ゴーゴー(55ゴーゴー)!!」
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こんなギャグしか出ないようならお互い好かれないでしょうね・・・
という事で、運命的な出会いは確率が低ければ低いほどインパクトも強烈であるという事が言えます。
どうせパチンコスロット好きな男女が集まるなら、やはり「確率」を使ったゲームが必要だと思っています。