来年2月の風適法規則改正でパチンコの大当り出玉の上限が2400個から1500個に引き下げられますがスロットはどうなるのでしょうか?
スロットは
【遊技メダル数の上限を480枚から300枚へと引き下げる】
と言う事になっています。
パチンコ1500個÷2400個=0.625(現行の62.5%の玉数が上限)
スロット 300枚÷ 480枚=0.625(現行の62.5%の玉数が上限)
どちらも現行の上限から62.5%の量に引き下げられます。
「なんだぁ、ジャグラーの様なAタイプは現在の300数十枚から数十枚分だけ下がるだけかぁ。良かったぁ~。」
ではありません。
【BIGの獲得枚数について】
現行規則の上限は480枚ですが、480枚とは投入したメダルを含まない枚数です。
最も多く獲得するには1枚BETで32ゲーム回し、全部15枚払出し小役が当選する状態です。
純増枚数は448枚が最高だということです。
デビルメイクライ3やハイパールーレットがそれです。
しかし勘違いしがちなのが、ジャグラー系や沖スロ系のAタイプです。
これらはBIG獲得枚数が360枚以下(純増約312枚~336枚)になっているため、480枚規制を自主的に余裕でクリアしている様に見えますがそうではありません。
現行規則の上限は480枚上限と360枚上限の2種類あり、それぞれBIG図柄の組み合わせ数に規定があります。
480枚上限の機種⇒6通りまで
360枚上限の機種⇒12通りまで
ジャグラー系や沖スロ系のAタイプ機種の最高獲得枚数は組み合わせ数の関係で360枚が上限です。
360枚上限の機種は純増枚数は336枚が最高です。
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但し、主流のAタイプは合成確率を高めたい為に純増上限の336枚まで出さない仕様にしている機種が増えています。
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という事は・・・
規則改正で言われている「現行の480枚上限を300枚上限に引き下げる」と言うのは、480枚上限の機種の話であって、360枚上限の機種も同じ比率で上限を引き下げると言われているのと同じであると捉える事ができるわけです。
300枚÷480枚=0.625=62.5%
480枚上限機種はパチンコと同じく、現行の62.5%まで引き下げる計算です。
従って、現行の360枚上限の機種に62.5%を掛けると・・・
現行360枚上限×62.5%=225枚
投入枚数を含まない上限が225枚ですから、投入枚数を引いてみます。
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純増は210枚になります。
480枚上限が300枚に引き下げられるのであれば、360枚上限の機種は210枚の純増枚数になるという事です。
ネット上で「Aタイプが約200枚位になるらしい」と書いてる人は恐らくこの事を計算したか、誰かが計算した結果を転記したのではないかと思われます。
但しこうなる可能性は非常に高いです。
ジャグラー系は組み合わせが多いのだから、デビルメイクライ3やシェイクⅡ等の機種より、リール図柄と当選ラインの関係からたくさん当たる様に表面上見えるわけで、射幸心を煽っていると言えば煽っています。初心者の人がボーナス図柄がたくさんある機種を見たら、当たりそうな気がしますからね。
現行360枚上限機種は480枚から300枚に引き下げられたのと同じ比率で225枚に引き下げられると考えて間違いないと言えます。