ひとり言

パチンコ・スロットの勝ち方 Part7

止め打ち以外に、もう一つパチプロの特徴として、多くの皆さんが勘違いしている事をお教えしようと思います。

パチプロはミドルタイプをほとんど打ちません。甘デジの方が勝ちやすいからです。
ミドルで勝っているというプロがいるなら、それはミドルでしか通用しない特殊なネタがあるためか、或いはレベルBのプロです。甘デジの方が勝てるのは常識です。

なぜかと言うと、甘デジの方が
①技術介入できる場面が多い
②元々薄利になっているため勝ちやすい

ミドルと甘デジを比較すると、特賞中(大当り中+確変中+時短中)の滞在率は甘デジの方が断然長く、
ミドルの平均的な特賞中滞在率が20%~30%
なのに対して
甘デジの平均的な特賞中滞在率は30%~45%
になっています。平均ですから例外の機種もありますがほとんどこの範囲内に収まっています。ライトタイプはその中間だと思って下さい。

止め打ちの介入ポイントは通常遊技中は保留4つ満タン時のオーバー入賞を防ぐだけです。しかし大当りが発生してからは忙しくなります。甘デジは大当りが多く発生し、確変と時短中が長く、何度も技術介入の場面が訪れる為に大きな差を生み出す事ができます。

また、全国データではミドル機より甘デジの方が明らかに薄利になっています。荒い機種は一発逆転があるだけに、プレイヤーは多少回らなくても「当たればデカイ」と思っています。
MAX機を思い出して下さい。MAX機は本当に回りませんでしたよね?
MAX機は一撃性が高い為に、多少回らなくてもお金を使うお客様がいるのと、お店側としても一撃3万発・4万発が複数台出てしまって大赤字になってしまった苦い経験があるためにどうしても利益率を日頃から高めておきたいという店側の思惑が影響していると思われます。

全国データを見る限り、ミドルと甘デジの1時間当たりの粗利の差は顕著で、甘デジはミドルより明らかに薄利になっている事は間違いありません。

以上の事から、甘デジは技術介入ポイントが何度も訪れ、さらに元々の利益が薄利になっている為に、上級者級の止め打ちが出来るならかなりチャンスがあると言う事です。

もしパチプロの一年間の収支のランキングがあったなら、上位はほぼミドルプロが独占する事でしょう。ミドルは荒い為に運によってその年だけ大きく勝てる可能性が高く、甘デジプロの1位の人よりミドルプロの1位の方が大幅にプラスになる可能性があるからです。

しかし仮に3年間の平均年間収支ランキングや5年間のランキングがあったとしたら、ミドルプロはほとんど上位から消えていき、甘デジプロが上位を独占していると考えられます。

またミドルタイプは荒いだけに、その反対もあり得ると言う事です。同じ運の悪さなら甘デジの方が遥かに負け額が少なくなるのも当然です。

プロの行動を知る事で、それに近づき、半分以上真似すれば完全にプラスにできなくても、負け額を大幅に減らす事は出来る様になります。

まだ連載の途中ですが、もう一度言っておきます。

必ず勝てると言っているのではありません。最悪の運になってしまえば、確率は収束するどころか、その前に資金がなくなります。

先日国会でも議論になりましたが、射幸心とは「偶然によって利益を得ようとする心」と定義されていました。私の考え方は「パチンコ店は営利目的の企業なのだから、長期間打てば偶然はいつまでも続かず、平均的な打ち方をしているなら勝てるはずがない。努力なくして勝てるはずがない」という考え方です。

「勝つとしたらここまで大変ですよ」という話になってしまいますがそれが現実です。

それでもやってみたいという人は実践してみて下さい。この記事を最終的に読んでみて、「俺は(私は)そこまでは出来ないから、少し真似してみて、負け額が減らせればいいや」と考えて頂いただけでも私は嬉しく思います。

パチンコ・スロットの勝ち方 Part8」へつづく(全14記事) 

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