プライベート

磯ハンター2018 Part1

毎年恒例になった「南房総への旅」と言うより、「南房総 磯の生き物探し」。

台風が通過した直後なので多少透明度が下がっていますが全然問題ありません。

毎年はいつも行っているMY磯ではなく、そこから直ぐの所にある「仁右衛門島」に行ってきました。

仁右衛門島3

仁右衛門島2

島なので船で渡ります。

仁右衛門島1

島だけあって、いつもの所より魚影が濃い。
島の周りの大きな岩が波の勢いを弱めてくれているので子供達も安心して遊べます。

今年は最初から目標がありました。
「魚同士でケンカにならないように、粒揃いの小さな魚だけを捕獲し、カニは持ち帰らない。弱い生き物も持ち帰らない。」

カニは小魚にとって恐ろしいハンターであり、自分より小さい魚はみんな食べてしまいます。
これまでもイワガニやイソガニを「一匹だけなら」と持ち帰って散々な目にあわされています。しかもリビング内で脱走するので手に負えません。

その教訓がありながら持ち帰ってしまった昨年のベニツケガニ

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脱皮して巨大化し、水槽の主となり、結局すべての魚を食べ尽くしてしまいました。

この旅行に出かける一週間前にも、最後まで生き残っていたドロメ(昨年3cmで持ち帰り体長14cmまで成長)を食べている所を娘が発見して大騒ぎになり、解放してあげましたが時すでに遅し、翌日死んでしまいました。

ドロメ
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しかしカニがいなくなっても魚同士でケンカします。
強くて大きな魚は小さな魚にとってストレス。

そこで今年は強さや大きさを考えてバランスよく持ち帰る事にしました。

今年の装備はTAKAMIYAの「お魚キラー」を2つ。

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初めて使った時に波に流されてしまった因縁のトラップです。

それから
長い網を2本。
中サイズの網を4本。
小サイズの網を2本。
極小サイズの網を1本。
合計9本の網を準備しての出陣です。

これまでは網は3本~4本程度でしたが、妻が子供の網を奪ってしまい、いつも私が我慢していたので今年は絶対に足りる本数を準備しました。子供が大きくなって網を全部持ってくれるようになったため9本もの網を持って行く事が可能になりました。

普段の生活の中で、子供達はこの日の為に毎週スイミングに通って泳ぎを習得し、海の危険生物の図鑑をボロボロになるまで読破し、妻も私もこの一年、この「磯遊び」だけを楽しみにして生きてきました。

我が家にとって、磯での数日間は一年を通して最も家族が輝く時であり、晴れ舞台なのです。

早く磯に入ろうとする子供達を制止し、「そう焦るなっ!」と、はやる気持ちを抑えて日焼け止めを塗っている時こそ最高の瞬間であり、実は妻も私も子供以上にワクワクしています。

この磯に今年はどんなドラマが待っているのか・・・

私たち家族4人、全身黒いラッシュガードを装着し、クーラーBOX2つとバケツ3個、網を9本携えて歩く姿は周囲の家族を圧倒します。

同年代の女の子たちがフリフリの水着で可愛さを競い合っているのに、我が家の娘は黒いラッシュガードが一番かっこいいと思っているこの価値観の差は何なのか?

まるで格闘家が「選手入場ーー!!」のアナウンスで大声援の中入場してくるが如く、4人は異様なオーラを放ちながら磯という名のリングに向かいます。

「家の水槽に持って帰る事ができる」
この事がどれだけ私達に勇気と希望を与えてくれてる事か。
しかも今年は強力な助っ人を用意しました。

■Hapysonカー電源/乾電池式2WAYエアーポンプ

YH-737B(単1電池2個用/シガーライターソケットDC12V電源)
希望小売価格5,410円(税抜・電池別)

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これまでは埼玉に戻る途中で酸欠で魚が死なない様に20リットルタンクに海水を入れて、クーラーBOX内の水を何度も取り替えていました。

しかしこれさえあれば心配要りません。
準備は万全です。

あとはレアな魚を捕獲するのみ。

結果は明日。

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