磯に到着すると、先ずは子供達に事前説明。
・カニと大きな魚は捕ってもいいが持ち帰らない
・同じ魚をたくさん捕っても数匹ずつしか持ち帰らない
・毒のある可能性がある知らない生物は絶対に触らない
・大きな岩の下にはウツボがいるかもしれないので手探りで手を入れない
・水中で歩く時と岩に手を着く時はオニダルマオコゼに注意しろ
・ヒョウモンダコとカツオノエボシには気を付けろ
そして磯遊びのスタート!
まあ今年も色々捕れました。
昨年も捕獲したチョウチョウウオ。
普通のチョウチョウウオを5匹と、フウライチョウチョウウオを1匹。
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南国の海を想像させる、水槽を彩る魚です。
■イソスジエビ
今年は小さめの個体にしました。
細かい餌の残りなどを食べてくれるのでクリーニング屋さんとして必要です。
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■イソクズガニ
このカニは大人しいので2匹持ち帰りました。
海藻を体に植え込んでカモフラージュします。
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これもイソクズガニです。
左が頭です。
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シリキルリスズメダイ
これはファンタの水槽にもいましたが、攻撃的で他の魚をイジメるのですが捕獲したのがどれも小さかったので4匹持ち帰りました。
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カエルウオ
水面より高い水槽の壁に張り付いている時があるので逃げださないかちょっと心配です。
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■キュウセン
ベラの仲間で水に流されている様な独特の泳ぎ方をする
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■ホウライヒメジ
オジサンによく似ています。あごひげがあるのが特徴です。
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これ以外にドロメ2匹とマハゼ1匹。
それともう一匹、細長くて赤い縦縞があるギンポの仲間の様な魚を捕まえたのですが、潜ってしまって撮影できませんでした。どの図鑑にも載っていないため新種では?と期待していますw
今年は波に浮いているカツオノエボシを私が発見して子供に教えました。
猛毒を持ったクラゲで、刺されると激痛が走ると言われており、死亡例もあります。
二度目に刺されるとアナフィラキシーショックを引き起こす事があります。
カツオノエボシ1個体に見えるものはヒドロ虫が多数集まって群体を形成したもので、1つ1つのヒドロ虫は個虫などと呼ばれ、触手になるもの、ポリプになるもの、刺胞嚢になるものなどそれぞれに役割がある非常に変わった生き物です。
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というわけで、磯ハンター2018は無事に終了しました。
今年は魚の粒を小さく揃えたので皆に長生きしてもらいたいと思います。
ベニツケガニは別の水槽で飼う事にしました。
磯ハンター2018 終わり