あるホールで「面白い台探し」をしながら歩いていると・・・
(おや?この機種は!?)
CRテレサ・テン2NG‐J(大一)1/199ではありませんか。
この機種ずっと前から気になっていました。
前にも何度かホールで探したことがありますが、その時は必ず誰かが打っていたので「人気なのかな?」と思っていました。
20代の方でもテレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」であれば何度か聞いたことがあると思いますが、テレサ・テンが1980年代にどれだけ大ヒットしたのかは良く知らない事と思います。
30代後半以上の方ならある程度知っているでしょうし、40代・50代以上の方はテレサ・テンの曲を聴いてバブルを思い出すのではないでしょうか。
テレサ・テンは1984年から1986年にかけ、『日本有線大賞』および『全日本有線放送大賞』の東西有線大賞で史上初の3年連続大賞・グランプリを受賞しています。浜崎あゆみの4連覇は『全日本有線放送大賞』だけですから、東西有線大賞で3年連続大賞・グランプリ受賞は未だに破られていない驚異の記録なのです。
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「よし、あの名曲を聴けるのか」と着席したら、なんとテレサテンの曲が何曲も聴き放題!?
ボタンのダイヤルを回して好きな曲を選ぶと、当たっても無いのにずっとその曲が聴けます。
(えっー!すげぇーー!)と思ったのは最初だけで、ずっと流れていると有難味がなくなっていきます・・・
本来はハマって苦しんで、スーパーリーチになって曲が流れ、大当たりしたらもう一度好きな曲を選択しなおして陶酔したいのに、通常遊技から聴きっぱなしって・・・どうなのそれ?
「あのぉ~、失礼ですが、ど、どちら様ですか・・・?」
もしかしてもしかすると、テレサ・テンさんですか?
実写を利用すると制作費が高くなるのは解ります。だからって、もう少し似せて欲しかったです。
気を取り直してカットイン後のリーチを説明しますと
↓
おおっ!太陽の塔が見えるので、大阪万博ですかね。
懐かしの昭和の映像が走馬灯のように次々と映し出されます。
もうちょっとセンスいい画像なかったのかね?
なるほど、「時の流れに身をまかせ」を聞きながら、昭和を思い出す画像を多数流し、昭和を懐かしんでもらおうというのが大一さんのコンセプトですね。
(すると・・・)
これまで流れていた数々の写真が画面奥にフェードアウトしていき・・・
↓
なんと、1枚1枚の写真が集まって、一つの何かの絵になっているようです。
よくこういう手法あるじゃないですか。
↓
猫の顔の粒々1枚1枚が別々の写真です!的な。
この手法を使い、昭和時代の写真でテレサ・テンの顔を描き出す、大一さんの超大作がリーチに詰め込まれているのですっ!!!
そして完成したテレサ・テンの画像がこちらですっ!!
ジャジャーン!
↓
(・・・・・・)
あのぉ~、頑張ってくれたのは解かります。
でもこれだったら、普通のテレサ・テンの画像がカットインするだけで良かったと思いますよ。私は。
【結論】
アジアの歌姫と言われた昭和の超スーパースター「テレサ・テン」の名曲が何曲も聴き放題なのに中古相場で安い理由が初めてわかりました。
(台選定担当者へ告ぐ)
「機種選定はイメージだけで選ぶな。実際に打ってみてわかる事がたくさんある。」