ひとり言

人を笑顔にしてしまうセンス

ファンタのエアコンが故障し業者が来店。
庄和店から先月異動してきた社員の飯田君が業者の立ち合いをしていました。

飯田君

9f1cddc2

暫くして故障の対応が終わったようなので、飯田君に「故障の原因なんだった?」と聞くと、詳しい説明をしてくれました・・・が説明がよくわからなかったので「絵で説明してくれない?」と私。

・・・ん?

異次元チックな絵だったため、イマイチわかりません。

飯田君:「自分、絵が得意じゃないんですよ・・・」

説明の絵が気になったので、「ちょっと他の絵描いてみて。そうだなぁ~、キリン描いてみて。」
飯田君:「えーーっ!?、キ、キリンですかっ!?」
私:「うん、キリン。」

メモ用紙にキリンを描き始めた飯田君でしたが、角の部分らしき部分から一向に筆が進みません。
かなり考え込んで、緊張気味の飯田君。

「いや、もっと簡単でいいよ。1分くらいでパパッと。」

それでも3分ほど掛かったのですが、こちらが飯田君のキリンです。

あっ、先に言っておきますが決して電車の中や真面目な会合などの場所ではこの先を読まないで下さい。

IMG_3066

くちばし?

・・・・・鳥?

首が長いのは分かりましたがキリンの特徴でもある長い脚はどこにいっちゃったんでしょうか。
角も、キリン独特の先が丸まった形を描くのが一般的ですが・・・

アナコンダの様な丸い斑点。
一本線で描かれたシッポと脚。

非常に独創的なキリンです。

私:「じゃあ、ライオン描いてみて。」

飯田君:「えっ!?ライオンですかっ!?」

私:「俺見ない様にするから、描き終わったら教えて。」

完成しました。

飯田君のライオンです。

IMG_3076

もうちょっと期待したんですが、それなりにまとめてきましたね。
黒いもじゃもじゃがタテガミだそうです。
キリン同様に脚を描くのが得意じゃないみたいですね。

私:「じゃあ、ゾウ描いてみて。」

飯田君:「えっ!?ゾウですかっ!?」

ゾウの大きさを絵で表現するのは難しいですが、ゾウを描く時のポイントとしては

zou

①長い鼻
②大きな耳
③重い体重を支える太い脚
④頭と背中の高さがほぼ同じ
⑤象牙を描くとゾウとわかりやすい

こんなところですかね。

ライオンより特徴が多いのでイラスト的に描くなら比較的簡単な動物です。

しかし飯田氏には難題らしく、結構時間が掛かっているようです。

完成しました。

飯田画伯、渾身の作「ゾウ」でございます!

IMG_3075

ん~見事です。
期待した通りです。

ハッキリと描かれた首。
目の位置。
細い前脚。
突き出たお尻。
人間の様な耳。

スタッフの滝川さんは「スフィンクスかと思いました」。

この絵を真剣に描いている所が何より面白い。
あまりにも面白いのでブログに掲載させてもらっていいか、飯田君に許可を頂いてから掲載しました。

人を笑顔にするセンスがあると私は思います。
隠そうとせず、どんどん描いて、周りの人を喜ばせて欲しいと思います。

-ひとり言