私のブログを読んで「どうやってダイエットしているのか?」と最近よく聞かれます。
簡単に言えばカロリーコントロールです。
五大栄養素と呼ばれる「糖質」「タンパク質」「脂質」「ビタミン」「ミネラル」を独自に考えたバランスで摂取するだけです。
五大栄養素の中の「糖質」「タンパク質」「脂質」は三大栄養素と呼ばれます。
糖質とは「炭水化物+食物繊維」の事です。
カロリーが明記されている食品がありますが良く見ると「炭水化物40g」「タンパク質40g」「脂質20g」と三大栄養素のグラム数も書かれています。「糖質」より「炭水化物」と書かれている方が一般的です。
炭水化物1g=4kcal
タンパク質1g=4kcal
脂質1g=9kcal
ですから、例に挙げた「炭水化物40g」「タンパク質40g」「脂質20g」の食品は
炭水化物40g×4kcal+タンパク質40g×4kcal+脂質20g×9kcal
=160kcal+160kcal+180kcal
=500kcal
その食品に書かれている総カロリーとぴたりと一致するはずです。カロリーって三大栄養素のグラム数で計算されているんですね。
脂質だけ1g当たり9kcalで、糖質とタンパク質は1g当たり4kcalですから、いかに脂質がダイエットの大敵であるかお分かりかと思います。
ダイエット中は徹底的に脂質の少ない食品を選びます。私のように緊急時対策としてたくさん腹周りに脂肪を蓄えている人はこれ以上脂質を摂る必要はありません。
脂肪が少ない食品と言っても、ご飯のように炭水化物の塊をたくさん食べていたのでは意味がありません。炭水化物は必要以上に摂取すると体内で脂肪に変わって蓄えられてしまいます。
脳の唯一のエネルギーはブドウ糖です。
私は炭水化物もごく少量しか食べませんので脳が働きづらくなります。しかしこの場合、肝臓でアミノ酸や乳酸などからブドウ糖を作ってくれるので低血糖になるような事はありません。
炭水化物抜きダイエットをすると脂肪が分解され、脳や体のエネルギー源となるケトン体の血中濃度が高くなるため、糖質を摂らなくても脳はそれなりに働きます。
このような理論から、脂肪と炭水化物をごく少量に減らして、高タンパクな食事と野菜を中心にしてビタミン類を補給します。全体の食事量を極端に減らしますので無機質(ミネラル)も不足がちになります。
そのため食事毎に、「今、自分はどの栄養素が足りていないのか?」を常に考えて同じパターンの食事にならないように心掛けています。
コンビニでは私が一つの食事を決めている間に、後から来た数人に追い越されてしまいます。手にする食品は全てカロリー表示を調べて、最もバランスが良い食事はどれかを選択するのです。
要するに「カロリーオタクになる」という事でしょうか。